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OnePlus Oneに"SwiftKey"や"MaxxAudio"追加を含むアップデート「XNPH05Q」が配信開始

OnePlus Oneに"SwiftKey"や"MaxxAudio"追加を含むアップデート「XNPH05Q」が配信開始されました。
アップデートの内容、更新方法などを書いています。

2015/3/8…公式Factory Imageが配信されていたため追記
2015/2/17…SwiftKeyの日本語対応状況について追記・有志作成のFactoryImageについて追記

今回のアップデートについて

 今回のアップデートでは、バグ修正だけでなくいくつかの機能が追加されています。
 なお、Android 5.0(CyanogenMod12S)ではなく、Android 4.4(CyanogenMod11S)での更新となります。

主な更新内容

  • BlueDroid(Bluetooth)の改善
  • NFC設定の更新
  • メディアコーデックの更新(WMA DSPとACCを有効に)
  • いくつかのセキュリティ更新
  • SwiftKeyの追加
  • MaxxAudioの追加
  • カメラに関して、新しい3つのフォーカスオプション(オート/コンティニュアス/無限)を追加
  • 規制情報・オーディオ出力レイテンシ最適化・LEDオーバーレイ・ANT+ライブラリの追加
  • 使用していなかったキーレイアウトを削除
  • 存在しない着信音のリファレンスを削除
  • CMAccountにおいて使用していなかったStringsを削除
  • サイレントアラーム着信音オプションを削除
  • Apollo・CMAccount・システム全般における翻訳を向上

SwiftKeyの追加

 以前から発表されていたように、「SwiftKey」アプリが追加されました。
 最近人気を博しているキーボードアプリで、「世界58ヶ国の Google Play ランキング1位に輝いた、Android 向けのキーボードアプリ」(メーカー曰く)だそうです。
 入力間違えの自動訂正を行ったり、ユーザーがよく使う言葉を学習し次の言葉を予測するなど変換に優れています。

~2015/2/17追記~
 上記リンクのものとは異なり、日本語入力には非対応なようです。

MaxxAudioの追加

 こちらも以前から発表されていたように、「MaxxAudio」技術が追加されました。
 OnePlus Oneにすでに搭載されているイコライザー「AudioFX」にこの技術が適用されます。
 MaxxAudioは、イスラエルのWaves Audio社が開発している音響補正技術で、「スピーカーやヘッドフォンから、より深い低音、より明確な高音、より大きな音量、より臨場感あふれる音の生成を可能にする心理音響サウンドエンハンスメント技術のスイート」だそうです。日本でも様々なPCに搭載されています。

その他の更新内容

その他の更新内容については以下の通りです。
※確実に意味がわかるものについては日本語に訳しています
  • リカバリ
    • Linux 3.10でのdabの修正
    • ADB Sideloadの改善
    • 消去(wipe)確認画面レイアウトを改善
    • プログレスバーを改善
  • 一般
    • 誤った緊急通話プロパティを修正
    • オーディオポリシーの適応性を向上
    • Increased void volume
    • 輝度コントロールの向上
    • WCNSS設定を更新
    • ADCB Filesをアップグレード
    • Powered HAL improvements
    • SQLiteをバージョン3.8.6へアップグレード
    • 音量ボタン押下時の音量増加/減少幅を減らした
    • Added support for Query SIM SMS capacity
    • Upgraded TP firmware to 14001220
    • ヘッドセット挿入/抜取時のクラッシュを修正
    • 有線オーディオヘッドセットで通話に出る機能を修正
  • セットアップ
    • セットアップウィザード:デフォルトでモバイルデータがオフになったいた場合、ONにすることが出来るようにした
  • ファイルマネージャ
    • Bluetoothを用いて複数のファイルを共有した際に強制終了する問題を修正
  • FOTA
    • ダウンロードサイズを接頭辞表記(MBやGBなど)で表示
    • システムアップデート画面でのスクロールを可能に
    • Added Download clicked notification
    • UIでダウンロードサイズを表示
    • アイコンを更新
    • プログレスバーを追加
  • CameraNext(カメラアプリ)
    • 正しい画像プレビューのために、"レターボックスビュー"オプションを追加
      (補足:4:3比率の解像度では、全画面表示ではなく、実際の画像と同じ表示が可能になりました)
    • Added toast information to aid in first time use of Continuous shot
  • GalleryNext(ギャラリーアプリ)
    • サポートする動画形式を追加
  • 通話アプリ
    • Blacklist, strip extension from number
    • 通話中の画面回転挙動を修正
  • 時計
    • Call events can be handled on alarm
    • Fixed city and time zone entries

アップデートの適用方法

自動更新

 「XNPH44S」である場合は、自動的にアップデートが適用されます。
 そのまま待っていればOTAで配信されるので、指示に従ってアップデートしてください。

手動更新

差分ファイルによる更新

 すぐにアップデートをしたい場合は、以下のファイルを適用して下さい。
※「XNPH44S」からの差分です!「XNPH44S」以外のバージョンでは使用できません!
 ファイルの適用方法については、こちらの記事を参照して下さい。

Factory Imageによる更新

 Factory Imageはまだ配信されていません。
~2015/3/8追記~
 Factory Imageが公開されました。
Factory Imageを使用した更新の方法は、こちらの記事を参照して下さい。
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