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Java(JDK)とAndroid SDKを導入してADBコマンドを使えるようにする

Java(JDK)とAndroid SDKを導入してADBコマンドを使えるようにする方法です。
2017/5/5…新しい方法について追記
2016/2/6…Windows 10での説明に更新
2015/2/18…Android SDKのダウンロード先の説明を更新

ADBコマンドを使えるようにするには

(2017/5/5追記)現在はAndroid SDKの単体配布が無くなったため、この記事の方法では導入できなくなっています。
最新の導入方法はこちらの記事を参照して下さい。


ADBコマンドを使えるようにするには、Android SDKをインストールし設定する必要があります。また、そのAndroid SDKを使用するためには、JDK(Java)をインストールする必要があります。

※SDKとは、Software Development Kitの略で、ソフトウェア開発に必要な物が詰め込まれています。

Android SDKにはADB,Bootloader,CWMで使用する各種ドライバも含まれており、インストールするとfastbootコマンドも使えるようになります。

※各ツールのインストールはPCの管理者ユーザーでないと行えない場合があります。

Java(JDK)のインストール

  1. Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle」にアクセスし、「Java SE 8uX」(Xはバージョン番号)の欄にある「JDK DOWNLOAD」をクリックする。
  2. Accept License Agreement」の左にあるラジオボタンをクリックしチェックを付け、使用しているWindowsのバージョンに合ったものをクリックし、ダウンロードする。
    (例:Windows 10 64bit版→jdk-8uXX-windows-x64.exe)
  3. ダウンロードが完了したら、実行する。
  4. 次(N) >」をクリックする。
  5. インストール場所をどこにするかなどを聞かれるので、必要に応じて変更する。
    ※そのままで良い場合は変更しない
  6. 「ソース・コード」の左側アイコンをクリックし、「この機能は、使用できなくなります。」をクリックして選択する。
  7. 同様に「パブリックJRE」も設定し、「開発ツール」以外をインストールしないようにして「次(N) >」をクリックする。
  8. インストールが完了するまでしばらく待つ。
  9. 閉じる(C)」をクリックする。
以上が、Java(JDK)のインストールになります。

Android SDKのインストールと設定

Android SDKのインストール

  1. Download Android Studio and SDK Tools | Android Developers」にアクセスし、下のほうにある「Other Download Options」の「SDK Tools Only」にある「Windows」欄の「installer_rXX.X.X-windows.exe」(Xはバージョン番号)をクリックし、ダウンロードする。
  2. 確認ページが表示されるので、「I have read and agree with the above terms and conditions」の左側をクリックしてチェックを付け、「DOWNLOAD INSTALLER_RXX.X.X-WINDOWS.EXE」をクリックしダウンロードする。
  3. ダウンロードが完了したら、実行する。
  4. Next >」をクリックする。
  5. Java(JDK)がインストールされているか確認されるので、「Next >」をクリックする。
  6. Install for anyone using this computer」の左にあるラジオボタンをクリックしチェックを付け、「Next >」をクリックする。
  7. インストール場所をどこにするか聞かれる。そのままで良い場合は、「Next >」をクリックする。
    ※画像では、「D:\Program Files (x86)\Android\android-sdk」に変更しています。
    ※後でPathを入力するため、どこにインストールしたか覚えておいてください。(メモ帳などに貼り付けておくと楽)
  8. スタートメニューに登録するか聞かれる。そのままで良い場合は、「Install」をクリックする。
  9. インストールが完了するまでしばらく待つ。
  10. 完了したことを確認して、「Next >」をクリックする。
  11. Finish」をクリックする。
  12. 自動的に「Android SDK Manager」が起動する。
  13. Android SDK Platform-tools」の左側のチェックボタンをクリックしチェックを付ける。
  14. 一番下にスクロールし、「Google USB Driver」の左側のチェックボタンをクリックしチェックを付ける。
  15. 他の項目全て(例:Android SDK Build-toolsなど)のチェックを外し「Android SDK Platform-tools」と「Google USB Driver」だけにチェックが付いている状態にする。
  16. Install 2 package...」と表示されていることを確認し、それをクリックする。
  17. Accept License」の左側のラジオボタンをクリックし、各項目の左側に緑色のチェックが表示されていることを確認し、「Install」をクリックする。
  18. インストールが完了するまでしばらく待つ。
  19. 「Done loading packages.」と表示されていることを確認し、「Close」をクリックする。
    ※エラーが出ている場合はもう一度やり直してください。
  20. 閉じるボタンをクリックし、「Android SDK Manager」を終了する。
以上が、Android SDKのインストールになります。

Android SDKの設定

ADBコマンドは、Android SDKをインストールしただけでは使用することは出来ません。環境変数のPathを編集し、「Pathを通す」作業が必要になります。

この作業を行うことで、コマンドプロンプトからADBコマンドを使用することが出来るようになります。

環境変数の編集はシステムの動作に影響を与えます!間違えないように注意してください!
  1. デスクトップ左下のスタート」ボタンを右クリックし、「システム」をクリックする。
  2. システムの詳細設定」をクリックする。
  3. 環境変数(N)...」をクリックする
  4. 「環境変数」画面が表示されるので、「システム環境変数(S)」欄を下にスクロールし、変数「Path」をクリックし選択し、「編集(I)...」をクリックする。
  5. 「環境変数名の編集」画面が表示されるので、「新規(N)」をクリックする。
  6. 入力欄に「Android SDKのインストール」の手順7で決めた「インストール場所」に「\platform-tools」を付け加えたパス名を入力し、「Enter」キーを押す。
    例:「D:\Program Files (x86)\Android\android-sdk」にインストール→「D:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools」と入力
  7. パス名が正しく入力できていることを確認し、「OK」をクリックする。
  8. OK」をクリックする。
  9. OK」をクリックする。
  10. PCを再起動し、コマンドプロンプトを開く
  11. adb」と入力し、「Enter」キーを押す。
  12. 下の画像のような内容が表示され、adbコマンドが動作していることを確認する。
以上が、Android SDKの設定になります。

参考:Windows 7でのAndroid SDKの設定

作業内容自体は同じですが、Windows 7では環境変数の変更方法が若干異なります。
  1. デスクトップ左下の「スタート」ボタンをクリックし、「コンピュータ」の上にポインタを合わせて「右クリック」する。
  2. プロパティ」をクリックする。
  3. システムの詳細設定」をクリックする。
  4. 「システムのプロパティ」画面が表示されるので、「詳細設定」タブをクリックする。
  5. 環境変数(N)...」をクリックする
  6. 「環境変数」画面が表示されるので、「システム環境変数(S)」欄を下にスクロールし、変数「Path」をクリックし選択し、「編集(I)...」をクリックする。
  7. 「システム変数の編集」画面が表示されるので、「変数値(V):」欄の一番最後(右端)に、Android SDKのインストールの手順7で決めた「インストール場所+\platform-tools;」を追記する
    例:「D:\Program Files (x86)\Android\android-sdk」にインストール→「D:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools;」と追記
    ※元々書いてあるものは環境により異なります。絶対に上書きしないでください!
    ※各Pathの末端には必ず「;」(半角セミコロン)を付ける必要があります。追記前(元々書いてあるもの)の末端に「;」がない場合は、追記前の末端部に「;」を追記してからPathを追記してください。
  8. 追記したら、「OK」をクリックする。
  9. OK」をクリックする。
  10. OK」をクリックする。
  11. PCを再起動し、コマンドプロンプトを開く
  12. adb」と入力し、「Enter」キーを押す。
  13. 下の画像のような内容が表示されることを確認する。
以上が、Windows 7でAndroid SDKの設定方法になります。

ドライバのインストール

実際にコマンドを使用するには、ドライバをインストールして端末をPCに接続する必要があります。

ドライバのインストールについて詳しくはこちらの記事を参照してください。
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