固定・携帯電話への無料通話が可能な「Google Voice」の使い方です。
無料通話が使えるまでの方法や電話のかけ方などを書いています。
2015/6/10…1分間の無料通話が終了していたので更新
無料通話が使えるまでの方法や電話のかけ方などを書いています。
2015/6/10…1分間の無料通話が終了していたので更新
Google Voiceとは
Google Voiceとは、Googleが提供する電話サービスのことです。固定・携帯問わず電話をかけることができ、アメリカ・カナダの国内への通話とGoogle Voice同士での通話は無料で行うことが出来ます。
また、自分の電話番号を取得(通常はアメリカのみ可能)すると、普通の電話と同じように通話を受けることも出来ます。(VPN等を使用すれば、日本でも番号を取得することが可能)
1分間の無料通話と料金について
~2015/6/10追記~
現在、1分間の無料通話は終了しています。
また、1分経過後も$0.09/分(2014/11/10現在:約10.3円/分)とかなり安い料金で通話することが出来ます。(参考:NTTdocomo タイプXi にねんでは、40円/分(20円/30秒))
なお、通常の通話料金は以下の画像の通りです。(単位は”セント”(10セント=1ドル))
その他の地域への通話料はこちらのサイトを参照して下さい。
なお、通常の通話料金は以下の画像の通りです。(単位は”セント”(10セント=1ドル))
その他の地域への通話料はこちらのサイトを参照して下さい。
Google Voiceのメリット・デメリット
Google Voiceを日本で利用する場合、以下の様なメリットとデメリットがあります。
メリット
- 料金が安い
アメリカ・カナダ国内へは完全無料。その他25ヶ国へは最初の1分間無料。1分経過後でも$0.09/分。 - 誰でもすぐ手軽に利用できる
Googleアカウントがあれば誰でもすぐに利用可能。
デメリット
- 相手に電話番号が通知されない上、通話を受けられない
日本では通常、Google Voiceの電話番号を取得できないため、相手に「通知不可能」通話として表示される。また、こちらの電話番号を教えてかけてもらうことが出来ない。
上記のように、安い・手軽というメリットがありますが、電話番号が取得できないため、なかなか普通の電話代わりとしては使いづらいかもしれません。
しかし、最初の1分間が無料であるため、自宅の固定電話やお店などへのちょっとした電話としては十分利用価値があるのではないでしょうか。
また、実際に使用してみて、サーバーから相手までは電話回線を使用しているためか、IP電話のようにノイズが入ってしまうということが少なく、割と安定しているという印象を受けました。(LTEやWi-Fi環境で使用した場合)
また、実際に使用してみて、サーバーから相手までは電話回線を使用しているためか、IP電話のようにノイズが入ってしまうということが少なく、割と安定しているという印象を受けました。(LTEやWi-Fi環境で使用した場合)
Google Voiceの利用方法
以前は、Google Voice専用アプリが必要でしたが、現在はハングアウトアプリに統合され、より使いやすくなりました。
準備
- Googleアカウントの取得
予め、Googleアカウントを取得しておいて下さい。
(Android端末を利用している場合は、ほとんどの方が既に取得済みであると思います。) - 「ハングアウト」のインストール
端末に「ハングアウト」アプリをインストールしておいて下さい。
既にインストールされている場合は、最新版に更新しておいて下さい。 - 「Hangouts Dialer」のインストール
端末に「Hangouts Dialer」アプリをインストールしておいて下さい。
既にインストールされている場合は、最新版に更新しておいて下さい。 - 利用可能なクレジットカード
1分間の無料通話を行うために、初期金額として最低$2.00のチャージが必要です。(一度チャージすれば、以後チャージの必要なし)
予め、Google Walletに登録しておくか、後述する料金のチャージの段階で登録してください。
なお、最初の1分間を過ぎて通話をしていた場合、チャージした$2.00から$0.09/分ずつ引かれていきます。
チャージが$0.00になってしまった場合、通話が切断されますので、チャージした金額以上は請求されません。(PCから自動チャージ設定も可能)
チャージが$0.00になってしまった場合、通話が切断されますので、チャージした金額以上は請求されません。(PCから自動チャージ設定も可能)
初期料金のチャージ
アプリを起動し、初期料金のチャージを行います。
- 「ハングアウト」と「Hangouts Dialer」がインストールされていることを確認し、「ハングアウト」アプリを起動する。
- アプリを起動すると、「最初の1分間の通話は無料です」というメッセージが表示されるので、「クレジットを追加」をタップする。
※この画面が表示されない場合は、「設定」アプリ→「アプリ」から「ハングアウト」アプリのデータを消去して、再度アプリを起動して下さい。
※この画面以外(PC含む)でチャージを行うと、最低金額が$10からになってしまいます。
- ブラウザが起動して自動的に画像のようなページに移動するので、「$2.00」を選択し、「Add Credit」をタップする。
- 自動的に「Google Wallet」に移動するので、「支払い:」欄の「お支払い方法を選択」をタップする。
- 「新しいお支払い方法の追加」をタップする。
※既に使用したいクレジットカードが追加されている場合は、それを選択して下さい。
- 画面の指示に従って、クレジットカード情報を入力し、登録する。
※既に使用したいクレジットカードが追加されている場合は、不要です。 - 「支払い:」欄に使用したいクレジットカードが選択されていることを確認し、画面下の「同意して購入」をタップする。
- 「ご購入いただきありがとうございます」と表示されるので、「完了」をタップする。
- 手順3のブラウザの画面に戻ってくるので、ブラウザの更新ボタンを押して表示内容を更新し、「Calling Credit」が「$2.00」になっていることを確認する。
以上が、Google Voiceへの初期料金のチャージになります。
使い方
今回は、Android端末からハングアウトアプリを使って利用する方法を説明していますが、PCからでも利用する(電話をかける)ことが出来ます。
電話のかけ方
- 「ハングアウト」アプリを起動する。
- 一番右のダイヤルパッドアイコンのタブをタップする。
- 次のどちらかの方法で電話をかける。
- 「名前または電話番号を入力」をタップし、電話帳に登録されている通話先の名前または電話番号を入力し、検索結果をタップする。
- 下のダイヤルパッドアイコンをタップして通話先の電話番号を入力し、通話アイコンをタップする。
- 「呼び出しています」と表示され、電話がかかる。
- 通話中は下の画像のように経過時間が表示される。
※1分を超えないように注意して下さい!超えるとチャージした$2.00から時間に応じて料金($0.09/分)が引かれます。
その他
呼び出し中や通話中にスピーカー出力(ハンズフリー)に切り替えることも出来ます。
画面右下の携帯アイコンをタップして、「携帯端末のイヤホン」(普通の受話口からの出力)から「スピーカー」へ切り替えます。
また、右下のマイクアイコンをタップすると、こちらの音声をミュートすることが出来ます。