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「i-dio Wi-Fiチューナー」が5万名に無料配布中、貰ったので早速開封してみた

2016年3月に開始される新放送サービス「i-dio」が視聴できるWi-Fiチューナーが5万名に無料配布中です。入手したので早速開けてみました。

新放送サービス「i-dio」

i-dioとは2016年3月に開始予定の新放送サービス
地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯(VHF-Low 帯=99MHz~108MHz)を利用して行われるもので、既存のテレビでもラジオでもない全く新しい"第3の放送"と位置付けられています。

テレビやラジオと異なり、映像・音響・データなどデジタルデータなら何でも送ることが可能
送信は放送波(電波)を用いるため混雑時に見難くなることもなく、不特定多数に情報を送ることができます。

また、リアルタイム放送だけでなく、好きな時にコンテンツを楽しめる蓄積型放送にも対応しています。
音声、映像、データを問わず受信可能
同じようなサービスに先日終了が発表されたNOTTVがありますが、そちらが有料であったのに対し、i-dioは受信機さえあれば無料で視聴が可能。この点はテレビ・ラジオと似ていますね。

当面の放送地域は福岡・大阪・東京。その後順次、全国へと拡大していく予定だそうです。

受信には対応した専用機(チューナー)が必要ですが、内蔵されたスマートフォンも販売されています。
i-dioチューナー内臓の「i-dio Phone」

モニタープログラムで5万名に無料配布

そんなi-dioですが、2016/1/13より5万名という大規模なモニタープログラムを実施しています。
こちらに応募すると「i-dio Wi-Fi チューナー」を無料で貰うことができ、いち早くi-dioを試すことができます。
モニター終了後も返却の必要はなく、そのまま利用して良いそうです。

私は募集開始直後に申し込んだのですが、2月初旬に届きました。
チューナーとモニターの説明が届いた

i-dio Wi-Fiチューナー

こちらが届いたWi-Fiチューナー。
本体と説明書のみというシンプルな構成です。
大きさは73 x 45 x 21 mm、約70 gと小型軽量。
手のひらサイズで非常にコンパクトですが、連続で6時間程度使用できるそうです。
5インチのスマートフォンであるLG G2 L-01Fと比べるとこんな感じです。

本体を詳しく見ていきます。
前面には動作確認用のLEDと電源ボタン。
LEDは充電や電源ON/OFF、端末との接続状態が表示されます。
下面にはストラップホール。持ち歩きも考えられています。
上面には放送波受信用のアンテナ。
アンテナを最大限まで伸ばした状態。
左面にはイヤホンジャックのようなものがありますが、実は外部アンテナ用端子だそうです。
室内など電波状況が悪い場所で使うようです。
右面にはリセットボタンと充電用のmicroUSB端子。
スマホやタブレットの充電器がそのまま使えるのは嬉しいですね。
裏面には型番や技適表示など。日本アンテナ製で2.4GHz帯のみ対応。
ここに書かれたSSIDやKEYを使って端末と接続するようです。

専用アプリに接続して視聴

このWi-FiチューナーはスマホやタブレットとWi-Fiで接続して使用します。そのため、端末を問わず視聴することが可能です。

接続と視聴には専用アプリが必要で、Android向けは既に配信されておりこちらからダウンロードできます。
しかし、現在はサービス開始前というで起動してもi-dioのPVと案内が表示されるだけ。接続して試すことはできませんでした。
現在はPVと案内の表示のみ

とりあえず応募して貰っておこう

前述の通り、こちらのWi-Fiチューナーはモニタープログラムにて5万名を対象に無料配布中です。
募集開始から既に1ヶ月ほど経過していますが、まだ継続されています。

本サービス開始後は有料でチューナーを購入しなければならなくなるでしょうし、気軽に試してみるなら無料で貰える今がチャンスです。
モニター期間が終わっても放送自体は無料なので、気に入ったらそのまま使い続けることができます。

放送地域に住んでいる方・通勤している方はとりあえず応募して貰っておくと良いのではないでしょうか。

募集期間は2016年2月末までなのでお早めに。

~2016/3/11追記~
3/1より第2期募集が始まっています。対象人数は30,000名とのことです。
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