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OnePlus One(A0001)のNTTdocomoプラスエリア(800MHz)対応化について

 OnePlus OneのNTTdocomo プラスエリア対応化について、対応バンドを書き換えて掴めるようにしてみました。

2014/12/7…LTE B19に関するrfnvを移植して試した結果を追記
2014/10/3…書き換えた値が再起動すると元に戻ってしまう場合があることについて追記
2014/9/25…中国版のNV値が分かったので追記
2014/9/22…プラスエリアのみの場所で使用できた報告を追記

プラスエリアとは

 プラスエリアとは、NTTdocomoサービスエリアの内、800MHz帯(WCDMAのBand6,19、LTEのBand19)がサービスされている地域のことを言います。この帯域は、他の帯域では電波の届きにくい山間部や都市部のビルなどで使われているため、プラスエリア対応/非対応かによって通信利便性が左右(特に、地方部で)されます。
 プラスエリアのみがサービスされている地域はこちら(FOMA/Xi)から確認可能です。(FOMAは凡例の「FOMAプラスエリア」が、Xi(LTE)は凡例の「LTEエリア(800MHz)」が該当)
 なお、表示されているのは800MHz帯のみがサービスされている地域であり、表示以外の地域でもサービスされている場合があることに注意が必要です。
黄色で表示されているのがFOMAプラスエリア
NTTdocomoから販売されている最近の端末はもちろんフルに対応していますが、海外端末などは対応していないことが多いです。
 なお、国内キャリア各社のサービスバンドは以下の通りです。(赤丸がプラスエリア周波数帯:800MHz)
WCDMA(3G) 16891119
NTTdocomo
SoftBank
Y!mobile

LTE(4G)13811181921262841
NTTdocomo
SoftBank
Y!mobile
au
※auのBand26に関して、MFBI方式(Multi-Frequency Band Indicator)でB18をB26としても運用
※Band28に関して、2015年以降に運用開始

OnePlus Oneが対応しているバンド

 OnePlus Oneが対応しているバンドは以下の通りです。
  • 国際版
    2G(GSM)…省略
    3G(W-CDMA)…2100(1)/1900(2)/1700&2100(4)/850(5)/900(8)
    4G(LTE)…2100(1)/1800(3)/1700&2100(4)/2600(7)/700(17)/2570~2620(38)/2300~2400(40)
  • 中国版
    2G(GSM)…省略
    3G(W-CDMA/TD-SCDMA)…2100(1)/1900(2)/850(5)/900(8)/2010~2025(34)/1880~1920(39)
    4G(LTE)…2100(1)/1800(3)/2600(7)/2570~2620(38)/1880~1920(39)/2300~2400(40)
 赤字はNTTdocomoがサービスしているバンド、黒太字は他社がサービスしているバンドです。
 以上のように、OnePlus Oneはプラスエリアバンドをサポートしていません
 しかしながら、WCDMAのBand5は、Band6/19を内包しています。そのため、FOMA(WCDMA)についてはBand6/19を有効にすれば、それらに対応できるのではないかと思い、書き換えて対応させてみました。
 LTEについては、Band5に対応していないため、Band19対応の見込みなしとして書き換えませんでした。

~2014/12/7追記~
 Nexus 5(LG-D820)とのRFNV差分の内、LTE B19に関する部分を移植して試験しましたが、掴むことは出来ませんでした。(RFNVを移植し、6828番は「4,7,17,19,38,40」のみを有効にして検証)

対応バンドの書き換え

 具体的な書き換え方法については、こちらの記事を参照して下さい。

※特定ROMでは、書き換えたNV(NVM)が再起動すると元に戻ってしまい、変更が維持されない場合があります。詳しくはこちらの記事を参照して下さい。

準備

 OnePlus OneをDIAGモードで接続し、ツールを使ってバンドを書き換えられるようにします。DIAGモードでPCに接続する方法はこちらの記事を参照して下さい。

書き換えツールについて

 書き換えツールには様々ありますが、例として無料の「DFS CDMA Tool」を挙げておきます。
 使用方法などは、こちらの記事を参照して下さい。

書き換えた後の対応バンド

 WCDMAにBand6/19を追加します。今回は、国際版を使用したので、書き換え後の対応バンドは以下の通りになるはずです。
  • 国際版
    2G(GSM)…850/900/1800/1900MHz
    3G(W-CDMA)…2100(1)/1900(2)/1700&2100(4)/850(5)/800(6/19)/900(8)
    4G(LTE)…2100(1)/1800(3)/1700&2100(4)/2600(7)/700(17)/2570~2620(38)/2300~2400(40)
  • 中国版
    2G(GSM)…850/900/1800/1900MHz
    3G(W-CDMA/TD-SCDMA)…2100(1)/1900(2)/850(5)/800(6/19)/900(8)/2010~2025(34)/1880~1920(39)
    4G(LTE)…2100(1)/1800(3)/2600(7)/2570~2620(38)/1880~1920(39)/2300~2400(40)

書き換える項目

 今回、書き換えが必要な項目は、NV(NVM)の1877番・946番・2954番の3つです。それぞれの書き換え前と後は以下の通りです。

数値の表記方法は、書き換えツールによって異なります!使用しているツールに合わせて表記して下さい!数値の表記方法についてはこちらの記事を参照して下さい。

国際版の場合

  • 書き換え前
    1877番(10進数)…562950069289856
    946番(16進数)…06E8
    2954番(10進数)…131072
  • 書き換え後
    1877番(10進数)…1153484454810354560
    946番(16進数)…0EE8
    2954番(10進数)…268566528

中国版の場合

  • 書き換え前
    1877番(10進数)…562950035735424
    946番(16進数)…04E8
    2954番(10進数)…131072
    6828番(10進数)…962072674373(参考値:書き換える必要無し)
  • 書き換え後
    1877番(10進数)…1153484454776800128
    946番(16進数)…0CE8
    2954番(10進数)…268566528
~2014/9/22追記~
 プラスエリアのみの場所で試した所、実際に掴かみ通信できたという報告がありました。
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