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L-01F向けにCyanogenMod 13(CM13)の公式配信開始

NTT docomoから販売されているL-01F向けにAndroid 6.0 CyanogenMod 13(CM13)の公式配信が開始されました。

2015/12/17…再起動後にLTEに繋がらない不具合について追記

L-01F向けCyanogenMod 13

L-01Fには1ヶ月ほど前にようやくCyanogenMod 12.1(Android 5.1)が公式配信されたばかりでしたが、なんと本日よりCyanogenMod 13(Android 6.0)の配信が開始されました。
まさかこんなに早くAndroid 6.0がL-01Fで利用できるようになるとは驚きです。
2015/12/10付でビルド開始
Android 6.0では、的確な答えをすばやく提供する「Now on Tap」や無駄を抑えて効率よく機能する電池を実現した「Doze」「アプリスタンバイ」、安心できるきめ細かいコントロールを可能にした「アプリ権限管理機能」など様々な機能追加・改善が行われています。

公式配信のため、CM12.1と同様に変換等を行うこと無く直接導入可能です。
また、数日ごとの更新が期待でき、導入された機能をいち早く試すことができます。OTA更新にも対応しています。

~2015/12/12追記~
試してみた結果、OTA更新しようとすると失敗しました。更新する場合は、ROMとgappsをダウンロードし、両方をカスタムリカバリから上書きインストールして下さい。インストール後は、cacheとdalvik cacheのwipeを行って下さい。

ダウンロード

こちらから最新のROMがダウンロードできます。
gappsはAndroid 6.0対応のものであれば何でも良いと思いますが、私はこちらを使用しました。

導入方法など

実際にL-01Fへ公式CM13を導入するためには、事前に一度だけ「KitKat bootstack」を導入する必要があります。既に導入している場合は不要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。


その後は一般的なROM焼きの手順でCM13を導入することができます。
L-01FのROM焼きについてはこちらの記事をご覧ください。


既にCM12.1を導入している場合は、上書きインストールで起動できるかもしれません。(試してないので不明)
私は、/systemや/dataなどをワイプしてからクリーンインストールしました。不具合防止のためにもこちらをおすすめします。

使用感

~2015/12/17追記~
再起動すると3Gに固定され、LTEに繋がらない不具合があります。対策として、Wi-FiをOFFにした状態で一旦機内モードにした後、解除するとLTEを掴むことができます。(一回で改善しない場合は複数回実施)

実際に導入してみました。
まだ長時間試していないので安定性は不明ですが、一通りの機能は問題なく使用できます。
動作はまさにヌルヌル、サクサクといった感じ。CM12.1の時よりも早くなっている気がします。
「ベースバンドバージョン」が不明ですが、通話・通信共に問題なくできました。
もちろん、Android 6.0の目玉であるNow on Tapや試験機能のマルチウィンドウも使用できます。
電源ボタンを2回押しでカメラを起動」機能が実装されています。
一方、「2回ひねる動作でカメラアプリを開く」は設定可能なものの、動作しませんでした。
余談ですが、デフォルトでは「USBを充電に使用」になっているため、「ファイル転送」へ変更しないとPCに繋いでも端末の中身をみることが出来ません
また、rootも無効になっているので、「開発者向けオプション」の「Root access」から設定して下さい。
AnTuTu Benchmark」の結果は24000点くらいでした。
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