ASUS ZenWatch 2を市販のベルトに交換する方法です。純正の本革ベルトが壊れたので、ステンレス製のメタルベルトに交換してみました。交換方法や使用感などを書いています。
上記レビューにもあるように、ZenWatch 2には本革ベルトが使われています。本革だけあって見た目や質感は良いのですが、1年半も使い続けるとやはり劣化が進みます。
そして先日、遂にベルトループがちぎれて壊れる事態が発生。このままでもなんとか使用できますが、汚れやシミ、臭いも気になりますし、折角なので交換しようと思ったわけです。
付属のバネ棒をメタルベルトのカンに差し込み、それを本体のカン穴に差し込むという手順です。
両側一気に差し込むことはできないので片側ずつ行います。まずは、バネ棒の片側を本体のカン穴に差し込み、その状態で、バネ棒の反対側をツールの先で押し縮め、もう片側のカン穴に滑り込ませます。
バネ棒が両方の穴にしっかりと入っていれば完了です。
ASUS ZenWatch 2の本革ベルトが壊れた
ASUS ZenWatch 2はAndroid Wearを搭載したスマートウォッチです。
2015年11月日本発売と少し古いですが、未だにサポートが続けられおり、最新のAndroid Wear 2.0へのアップデートも予定されています。
私はASUSのイベントで入手して以来、現在までの1年半程度ほぼ毎日使っています。
当時のレビュー記事はこちらです。
2015年11月日本発売と少し古いですが、未だにサポートが続けられおり、最新のAndroid Wear 2.0へのアップデートも予定されています。
私はASUSのイベントで入手して以来、現在までの1年半程度ほぼ毎日使っています。
当時のレビュー記事はこちらです。
上記レビューにもあるように、ZenWatch 2には本革ベルトが使われています。本革だけあって見た目や質感は良いのですが、1年半も使い続けるとやはり劣化が進みます。
そして先日、遂にベルトループがちぎれて壊れる事態が発生。このままでもなんとか使用できますが、汚れやシミ、臭いも気になりますし、折角なので交換しようと思ったわけです。
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ベルトループがちぎれたZenWatch 2。それ以外にも劣化が進行しており、シミや臭いが気になる状態。 |
市販の腕時計ベルトに交換可能
ZenWatch 2のベルトは一般的な腕時計と同じ作りなので、市販の腕時計ベルトにそのまま交換できます。太さ22mmで、直カンタイプ(カン=時計本体と繋がる部分)のベルトを用意します。
※WI501Qの場合。画面の小さいWI502Qは18mmなので注意。
ちなみに公式交換ベルトがASUSから販売されています。こちらは簡単に取り付けられるため便利なのですが、旧製品ということでほとんどの店で取り扱いが終了しているようです。
※後継製品のZenWatch 3との互換性はありません。購入する際はご注意下さい。
用意するもの
交換用ベルト
考えた結果、シミや臭いが発生しないステンレス製のメタルベルトにしました。色は本体に合わせてブラックです。
この条件に当てはまるベルトはたくさんありますが、今回は下記を選択。1490円と安いのでとりあえず試してみようと思い購入しました。
この条件に当てはまるベルトはたくさんありますが、今回は下記を選択。1490円と安いのでとりあえず試してみようと思い購入しました。
届いたメタルベルトがこちら。バネ棒3本とバネ棒&ピン外しツールが付いています。バックル部分には「STAINLESS STEEL」と記載。
ちゃんと加工されており、値段の割には意外と質感が良いです。
ちゃんと加工されており、値段の割には意外と質感が良いです。
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届いたメタルベルト |
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バネ棒3本とバネ棒&ピン外しツールが付属 |
簡単にZenWatch 2と色合せしてみると、それほど違いはありませんでした。これなら交換しても違和感は無さそうです。
ベルトを時計本体に取り付けるためのバネ棒が必要になります。
今回はベルトに付属していたのでそれを使用します。
付属していないベルトの場合、別途購入する必要があります。純正ベルトに使われているバネ棒は特殊なので流用できません。
バネ棒外し&ピン外しツール
バネ棒を外したり本体のカン穴に取り付けるためのバネ棒外しと、調整用コマを外すためのピン外し(ピン方式メタルベルトの場合)も必要になります。
今回のメタルベルトにはこれらも付属していたのですが、実際に使ってみるとピンが固すぎて取れないことが発覚。
仕方ないので、100円ショップ(ダイソー)にてメタルベルト用の調整工具を買ってきました。お値段200円です。
実際に交換してみる
元々のベルトを取り外す
まずは元々付いているベルトを取り外します。
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簡単に取り外せた |
新しいベルトの取り付け
続いて、交換するベルトを取り付けます。付属のバネ棒をメタルベルトのカンに差し込み、それを本体のカン穴に差し込むという手順です。
両側一気に差し込むことはできないので片側ずつ行います。まずは、バネ棒の片側を本体のカン穴に差し込み、その状態で、バネ棒の反対側をツールの先で押し縮め、もう片側のカン穴に滑り込ませます。
バネ棒が両方の穴にしっかりと入っていれば完了です。
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バネ棒をベルトのカンに差し込む |
最後に、ベルトの長さを調整します。
バックルの両側にピンで固定されたコマがあるので、これを外して調整します。取外し可能なコマは片側3つの合計6つでした。
ピンには割りピンが使われていました。割りピンは抜き/挿し方向が決まっているので、間違えると抜けなかったりピンが壊れたりするので注意です。
冒頭述べた通り、このピンが固すぎて付属のツールでは抜けなかったので、ダイソーの工具を使用。ハンドルを回してネジの力でピンを押し出すので、固くても簡単に抜けます。
この要領で他も抜いて不要なコマを取り外します。取り外し終わったら、割りピンをさっきと逆方向に挿し込み、コマを固定して完了です。
交換後の外観・使用感など
予想以上に本体色と合っており良い感じです。見た目の安っぽさは無く、違和感はありません。普通に使えそうです。
今回のメタルベルトに関して、実際に使用してみて気になった点としては、
- コマの角が立っていて、手首を曲げた時に若干痛い
- 動きが鈍く、曲がりづらいコマがあった(使っているうちに良くなりそう)
- 割りピンが既に錆びているものがあった(余剰ピンと交換して対処)
などが挙げられます。
見た目の質感は割と良かったのですが、見えない部分や使い勝手の作りが良くないですね。安い分仕方ないと思います。
まとめ
- ZenWatch 2のベルトは市販の腕時計ベルトと交換可能
- 太さ22mmの直カンタイプのベルトに対応
※WI502Qは18mm - バネ棒やバネ棒外し、ピン外しなどのパーツ・工具が必要
※購入したベルトに付属していない場合
長さ調整で手こずったため、交換作業全体で30分ほどかかりました。しかし、作業自体はそれほど難しくないので、慣れている方ならもっと早く出来ると思います。
また、今回はメタルベルトに交換しましたが、革やラバーベルトならばバネ棒取り付けだけなのでもっと簡単です。
発売されてから1年半経過したZenWatch 2ですが、最新OSへのアップデートも予定されています。ベルトも新品になりましたし、まだまだ現役で使えそうです。
また、今回はメタルベルトに交換しましたが、革やラバーベルトならばバネ棒取り付けだけなのでもっと簡単です。
発売されてから1年半経過したZenWatch 2ですが、最新OSへのアップデートも予定されています。ベルトも新品になりましたし、まだまだ現役で使えそうです。