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【レビュー】薄くて軽い「EC Technology 第2世代 Qi充電パッド」(無線充電器)

薄くて軽い「EC Technology 第2世代 Qi充電パッド」(無線充電器)の使用レビューです。

製品の特徴や外観、実際の使用感などを書いています。

EC Technology 第2世代 Qi充電パッド(無線充電器)

今回はEC Technologyさんから製品をご提供いただきましたので、レビューしていきたいと思います。
EC Technologyというメーカーは知らなかったのですが、Amazon.co.jpのランキングでも上位に来ており製品の評価も高く、最近人気なアクセサリーメーカーなようです。

ちなみに、EC Technologyさんからは急速充電器もご提供頂きました。そちらは「コンパクトで高性能な「EC Technology 20W/4A 3ポートUSB急速充電器」使用レビュー」でレビューしていますので合わせてご覧ください。

無線充電「Qi(チー)」について

製品を見る前に、まずはQiについて少し説明します。
Qi(チー)とは、従来のようにケーブルを物理的に接続して充電するものと違い、物理的なケーブル接続をすることなく非接触で充電する技術です(いわゆる、無線充電・非接触充電)。「おくだけ充電」と言われているものもこれです。
最近では対応機種も増え、安価な充電器も販売されていることから普及が進んでいます。

薄くて軽い本体

わずか7mmと非常に薄く、重さもgと軽量です。
Qiパッド部分とケーブルが分離可能(接続はmicroUSB)なため、コーヒーコースターのようにコンパクトな形をしています。

製品の外観

すっきりとしたデザインの化粧箱です。
裏面には認証ロゴなど。
開けるとまず本体が出てきます。
袋から取り出したところです。
表面にはゴムのリングが付いており、端末を置いても滑らないようになっています。中央には無線充電のマークが記されており、端末を置くときの目安になりそうです。
裏面も同様にゴムのリングが付いており滑らないようになっています。割としっかりしており、端末を置いた状態では全く滑りませんでした。
また、入力(5V/2A)出力(5V/1A)が書かれています。
入力用のmicroUSBは側面についています。
microUSBと大きさを比較すればわかりますが、非常に厚さが薄い(約7mm)ですね。
反対側には充電状態がわかるLEDが付いています。後述しますが、充電していない時は「緑」充電中は「緑」と「青」が交互に点滅します。
手のひらより少し大きいサイズです。
本体の下には説明書と付属のUSB-microUSBケーブルが入っています。
説明書は様々な言語で書かれています。もちろん日本語もあります。
※説明と異なり満充電時は青色が点灯し続けます
標準的なmicroUSBケーブルですね。2A対応なので太めになっているようです。
ケーブル部分の長さは約95cmあり、十分な長さだと思います。
試しにPCに接続してみましたが、認識できなかったため充電専用ケーブルなようです。
入ってるものは本体と説明書、それから付属品のUSB-microUSBケーブルです。

主なスペック

  • 大きさ:91mm x 91mm x 7mm
  • 重さ:55g(実測値)
  • 入力:microUSB 5V/2A
  • 出力:無線(Qi) 10W(5V/1A)
  • 付属品:USB-microUSBケーブル、取扱説明書
詳しくはメーカー製品ページをご覧ください。

使用感など

重さを計測してみましたが、55gでした。非常に軽いです。

ケーブルが分離可能なためとてもコンパクトです。持ち運びにも苦労しません。
接続部はmicroUSBなので余っているケーブルや充電器を活用することが出来ます。複数充電ポートがある充電器なら使っていないポートを使用するといったことも可能です。

今回はこちらで紹介した充電器を接続してみました。
LED表示で充電できているか確認することが出来るため、位置がずれていて充電できていなかったという事態が防げます。
待機時は緑に点灯、充電時は緑と青が約0.5秒間隔で交互に点滅します。充電が完了すると青に点灯し続けます。
待機時:緑
充電時:緑
充電時:青

Qiに対応しているモバイルバッテリーを実際に充電し、入力電流を測定してみました。
充電するものはQi対応モバイルバッテリーの「ポケットチャージャー02(NTTdocomo)」です。
こちらの記事で紹介した簡易電流計(ルートアール RT-USBVA2)を使用し測定

端末待機時 [A]USB充電 [A]Qi充電 [A]
ポケットチャージャー020.040.971.50

何も充電していない状態である待機時は0.04 A程度でほとんど消費していないようです。
充電器に直結した状態(USB充電)では約1 Aで、Qi充電を行った場合のQiパッドへの入力電流は1.5 Aでした。差は0.5 Aです。
仮にモバイルバッテリーの入力電流が1 A限界だとするとこれが全てロスになっていることになります。やはり、無線で出力する段階である程度は無駄になってしまうようですね。

また、Qiに対応しているNexus 4とNexus 5を借りる機会があったので充電してみましたが、どちらも1.4 Aほど出ていました。
USBとQiで0.5 A程の差があったことを考えると、0.9 Aとなります。ちょっと遅いかもしれませんが、USB急速充電と比べて極端に遅いということは無さそうです。
端末上でも「無線」と認識

置くだけ充電はすごく便利

しばらく使ってみましたが、置くだけで充電できるというのは楽ですね。
ロスが大きいなどデメリットもありますが、microUSBでは差し込む向きが決まっている、端子部分が脆く壊れやすいといった欠点があります。そういったことを気にせずに使えるQiは便利だと思います。

自分のスマホがQiに対応していなくても、Qiアダプタといった製品を使うことで対応させることができます。

この製品はコンパクトなので置き場所にも困りませんし、とにかく楽に充電したいという方にはおすすめです。

EC Technology 第2世代 Qi充電パッドは、Amazon.co.jpにて2299円(2015/10/1時点)で販売されています。

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