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OnePlus OneにAndroid 5.1へのバージョンアップや機能追加などを含むアップデート「Cyanogen OS 12.1 YOG4PAS1NO」が配信開始

Android 5.1へのバージョンアップや機能追加などを含むアップデート「Cyanogen OS 12.1 YOG4PAS1NO」が配信開始されました。

 アップデートの内容、更新方法などを書いています。

今回のアップデートについて

 今回のアップデートでは、Android 5.1 Lollipopの「Cyanogen OS 12.1」へのバージョンアップがおこなれているほか、LiveDisplayやCyanogenBrouserなど様々な機能やアプリが追加されています。
 なお、バグが発覚したことにより一時的に配信を停止していましたが、現在は再開されているようです。

主な更新内容

  • Cyanogen OS 12.1へのバージョンアップ
  • 画面最適化機能「LiveDisplay」の追加
  • メールアプリ「Boxer」へのカレンダー機能統合
  • 新しいブラウザ「CyanogenBrowser」
  • ランチャーアプリの再デザイン
  • イコライザー「AudioFX」のUI更新
  • サポートメディアフォーマットの追加
  • その他機能追加・いくかのバグ修正など

Cyanogen OS 12.1へのバージョンアップ

 現時点で最新のAndroidである「Android 5.1.1 Lollipop」へのバージョンアップが行われ、OSが「Cyanogen OS 12.1」となりました。
 Android 5.1では、Android 5.0で問題となっていたメモリリークなどが修正されており、より安定性や快適性が向上します。

画面最適化機能「LiveDisplay」の追加

 画面最適化機能である「LiveDisplay」が追加されました。
 この機能は、自動的に画面のコントラストや彩度、明るさを変更し、日光下では見やすく、夜間はブルーライトをカットし目にやさしくするというものです。また、性能やバッテリー持ちを伸ばす効果もあるそうです。
 実は既にCyanogenMod 12.1に搭載されている機能です。私も実際に利用していますが非常に便利で、特に日光下ではかなり見やすくなりました。

メールアプリ「Boxer」へのカレンダー機能統合

 メールアプリである「Boxer」は「Cyanogen OS 12 YNG1TAS0YL」から搭載されていますが、そのBoxerにカレンダー機能が統合されました。
 受信したメールから会議やイベントをシームレスにカレンダーへ登録することができるため、いちいちアプリを切り替える必要がありません。

新しいブラウザ「CyanogenBrowser」

 新しく「CyanogenBrowser」が追加されました。
 CyanogenBrowserは、高速なページ読み込みや低いメモリ使用量などが特長で、現在主流のブラウザより軽く、高いセキュリティを持つブラウザです。
具体的な性能や機能は以下の通りです。
  • Chromeの1.21倍の性能
  • Chromeの1.69倍の速度
  • 1.2倍良い電池効率
  • 50~100MB少ない使用メモリ量
  • 現在地取得許可を24時間のみに制限するロケーションプライバシー機能搭載
  • 保存したパスワードを暗号化し、端末の盗難や紛失時もセキュリティを保障

ランチャーアプリの再デザイン

 ランチャーアプリが使いやすく再デザインされました。
 フォルダやアプリドロワーが片手使用に最適化され、探しているものが見つけやすくなりました。

イコライザー「AudioFX」のUI更新

 イコライザーである「AudioFX」のUIが更新されました。
 スッキリとしたデザインで端末と一貫性のあるUIになっただけでなく、24bitハイレゾオーディオと13のプリセットに対応しました。

サポートメディアフォーマットの追加

 サポートするメディアフォーマットが多数追加されました。
 Nexus 6と比べて2倍以上のフォーマットをサポートしています。サポートするメディアは以下の通りです。

アップデートの適用方法

自動更新

 「YNG1TAS2I3」である場合は、自動的にアップデートが適用されます。
 そのまま待っていればOTAで配信されるので、指示に従ってアップデートしてください。

手動更新

OTAファイルによる更新

 すぐにアップデートをしたい場合は、以下のファイルを適用して下さい。
※「YNG1TAS2I3」からの差分です!「YNG1TAS2I3」以外のバージョンでは使用できません!
 こちらの記事を参考にadb sideloadで更新するか、リカバリ(標準リカバリでも可)からファイルをインストールして直接適用して下さい。

Factory Imageによる更新

 Factory Imageは公式サイトではまだ公開されていませんが、配信元のURLが既に判明しています。
Factory Imageを使用した更新の方法は、こちらの記事を参照して下さい。
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