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【レビュー】「Xperia X Performance」の"指紋認証"を試してみた―認識が高速で素晴らしい

Xperia X Performanceの"指紋認証"を試してみました。設定や使用感などを書いています。

Xperia X Performance

Sonyは2012年よりフラッグシップ端末「Z」シリーズを展開してきましたが、2016年からは「X」へと受け継がれました。

その「X」シリーズ第1弾として発表されたのが「Xperia X Performance」。
5インチ画面にSnapdragon 820、RAM 3GBなどを搭載した最新のハイエンド端末です。

そんなXperia X Performanceを、Xperiaアンバサダーで発売前にお借りすることが出来ましたので、今回は指紋認証を試してみました。


なお、今回お借りしたのはSoftBank版である「Xperia X Performance 502SO」のホワイト色です。他のキャリア版ではソフトウェアやロゴの入り方などが異なるのでご注意下さい。

電源ボタン自体が指紋認証センサ

Xperia X Performanceは電源ボタン自体が指紋認証センサとなっています。

この電源ボタン全体が指紋認証センサです。手で持ったときに自然と指が触れる位置にあるため、非常に使いやすいです。
指紋認証センサを兼ねる電源ボタン

最大5つまで指紋登録可能

指紋認証の設定は、端末の初期設定時に行うことができます。
初期設定時に指紋認証設定が可能
また、初期設定後は「設定」アプリから変更が可能です。「ロック画面とセキュリティ」→「指紋設定」にて指紋の登録・削除が行えます。
設定から指紋の登録・削除が可能
登録可能な指紋は最大5つ。最もよく使うであろう右手親指のほか、端末を持ち上げるときに触れる指などを登録しておくと便利だと思います。
最大5つまで登録可能

認識は非常に高速

認識は非常に高速。このように触れた瞬間に反応しており、ほとんどラグがありません。
普段使っているNexus 6Pの指紋認証もなかなか速いと思っていたのですが、それ以上でした。

また、精度も良く、指の角度に関わらず認識されていました。

指紋認証はロック解除などかなり頻繁に使うことになるので、これだけ高速だととても快適ですね。

指紋登録時のタッチ回数がとても多い

ちょっと気になったのが、指紋登録に必要なタッチ回数がとても多いという点。19回も必要です。

Nexus 6Pは6回で済みます。こんなに違いがあるのは、Xperia X Performanceはセンサが縦長で小さいからでしょうか。

回数が多いので面倒ですが、登録は1回行えばそれ以降は不要。それほど問題ではないかもしれません。

画面OFFでは指紋認証できない

このように高速で便利な指紋認証ですが、使用できるのは画面ONのときだけ。画面OFFでは認識されません。

そのため、指紋認証で画面OFFから画面ON&ロック解除までを一気に行うことは出来ません

ちなみに、Nexus 6P/5Xではこのように一発で画面ON&ロック解除が出来ます。非常に便利です。

ただし、電源ボタン自体がセンサなので、センサに触れた時にそのまま押し込む→画面ON→認識してロック解除ということはできます(動画の一番最後)。
また、画面をダブルタップしてONにする機能もあります。

Nexus 6P/5Xには劣りますが、指紋でロック解除する前に画面をONするのはそれほど面倒ではありません。


一部改善して欲しいところもありますが、こんな感じでタッチしやすく、認識が非常に高速なXperia X Performanceの指紋認証機能でした。
とても便利で快適なので、使っている方は是非とも一度試してみてください。

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