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OnePlus OneにAndroid 5.0 Lollipopの独自ROM「OxygenOS」がリリース! - 導入方法や機能紹介、使用感など

以前からアナウンスされていたように、Android 5.0 LollipopのOnePlus独自ROM「OxygenOS」がリリースされました。
 ROM特徴や導入方法、使用感などを書いています。

OxygenOSとは

 OxygenOSは、OnePlusが開発したAndroidベースの独自OSです。現在は、OnePlus One向けにリリースされています。
 独自OSと言ってもColorOSのように大幅な変更が加えられているものではなく、あくまでも素のAndroidをベースとしており、カスタムROMの様な位置づけになっています。
 元々OnePlus OneにはCyanogenMod 11Sや12S(CyanogenModが開発)という独自OSが搭載されていますが、OxygenOSはCyanogenMod 11Sとは別に作られたまったく新しくROMになります。

 2015/3/27のリリースが予告されていましたが、認証通過が遅れたため2015/4/4(日本時間)のリリースとなりました。

 公式による実際の動作動画が配信されています。

導入方法

必要なファイル

  1. OxygenOS
     こちらのページの「Download Oxyegen」をクリックして「oxygenos_1.0.0.zip」(2015/4/4現在)をダウンロードし、解凍しておきます。
    ※gappsは必要ありません!既にROM本体に統合されています。
 解凍すると、「oxygen_1.0.0_flashable.md5」と「oxygen_1.0.0_flashable.zip」が現れます。この内、「oxygen_1.0.0_flashable.zip」を端末内にコピーし、カスタムリカバリから導入します。

ROMの書き込み

 導入は、普通のカスタムROMと同じように行うことが出来ます。
 導入方法はこちらの記事の「端末を購入してきてからカスタムROMを導入する場合」または「既にカスタムROMを導入しており、ROMを更新する場合」を参照して下さい。
 事前に現在入っているROMのバックアップを取ることをおすすめします。

 また、root化されていないため、必要に応じて自分でroot化してください。
 root化の方法はこちらの記事の「標準ROMをroot化する場合」を参照して下さい。

 なお、OxygenOSを導入することによって、通常のROM書き換えに加えて端末内部の以下の領域が更新されます。

  • aboot(emmc_appsboot.mbn) #ブートローダー領域
  • modem(NON-HLOS.bin)
  • sbl1(sbl1.mbn)
  • rpm(rpm.mbn)
  • tz(tz.mbn)
  • oppostanvbk(static_nvbk.bin) #XNPH44Sから追加
  • LOGO(logo.bin) #端末起動時のロゴ
  • reserve4(reserve4.img) #予約領域?
gappsは必要ありません!既にROM本体に統合されています。
導入は必ず現在のROMを消去(Wipe)してから行って下さい!不具合が発生する場合があります!

元に戻したいときは

 TWRPのバックアップがある場合はそれを使用して戻すことができます。復元方法はこちらの記事の「ROMのバックアップ・復元」を参照して下さい。
 バックアップがない場合や完全に工場出荷時の状態に戻したいときは「Factry Imageの書き込み」を行うことで戻すことが出来ます。詳細はこちらの記事を参照して下さい。

ROMの機能

 OxygenOSに搭載されている機能を設定アプリの項目に沿って一通り紹介します。(元々のAndroidに搭載されている機能については触れていません)
 今回は、OnePlus Oneに導入した「oxygenos_1.0.0.zip」を使用しています。

※OnePlus One以外の端末では、一部機能などが異なる場合があります。
※ROMは日々更新されています。異なるビルドでは追加・変更・削除されている機能などがある可能性があります。

初期設定画面

 最初は、Android 5.0の標準的な設定画面です。もちろん「タップ&ゴー」や「アプリとデータを取得」などの機能も使用することが出来ます。
 最初の設定に続いて、「OnePlus セットアップ」というものが追加されています。ここでは、ナビゲーションバーの使用有無ジェスチャーの設定を行うことが出来ます。(後から設定アプリより変更可能)

ホーム画面

 Androidの標準的なホーム画面です。壁紙には、OnePlusのモットーである「NEVER SETTLE」という文字が書かれています。

アプリ

標準状態で搭載されているアプリは画像の通りです。

ファイラー

 ファイル管理アプリの「Files」が搭載されています。

カメラ

 Googleカメラが搭載されています。しかし、動画撮影の最大解像度は「1080p」となっており、「4k DCI」や「4k UHD」には対応していません

通知領域の「Quick Settings」カスタマイズ

 通知領域に表示されているQuick Settingsをカスタマイズすることが出来ます。
 右上のアイコンをタップすることで、編集画面になります。
 各タイルをタップして表示/非表示、タップしたまま動かすことで移動することが出来ます。
 保存するには右上の保存アイコンをタップします。
 このように変更することが出来ます。

設定画面

ボタン

 ナビゲーションバーの使用有無やハードキーの割り当てを行うことが出来ます。

ジャスチャー

 各種ジェスチャー動作を設定することが出来ます。

ディスプレイ

 Nexus 6などに搭載されている「アンビエント表示」に対応しています。

電池

 右上の電池アイコンをタップすることで、ステータスバー上の電池アイコン表示を変更することが出来ます。

ユーザー補助

 「Talk Back」と「スイッチアクセス」が搭載されています。

開発者向けオプション

開発者向けオプションの表示方法はこちらの記事の「開発者向けオプションを表示する」を参照して下さい。
 「OnePlusリカバリーを更新」という項目があります。

端末情報

 「システムの更新」では、OxygenOSのOTA更新を行うことが可能です。
 Androidバージョンは「5.0.2」、Oxygen バージョンは「1.0.0」となっています。

使用感

機能など

 Android 5.0の標準機能+CyanogenMod 11Sに搭載されていた機能を少し移植したような感じで、カスタマイズ項目は非常に限られています。
 また、最新のCyanogenMod 11Sで搭載されていた「SwiftKey」や「MaxxAudio」も搭載されていない上、動画撮影も1080pまでしか対応していないなど、元々の機能も一部損なわれています。

動作について

 他のAndroid 5.0カスタムROMなどと遜色なく、非常に軽快に動作しています。
 再起動などの目立ったバグもなく、公式ROMだけあって安定している印象です。

まとめ

 正直、現段階では積極的に選択するメリットは無いと思います。
 Android 5.0標準とほとんど同じであり”OxygenOSだからこその機能”というのも無く、CyanogenMod12やリリース予定の12Sとの差別化が出来ていない印象でした。
 「OnePlusの独自OS」と言う割にはちょっと…という感じです。
 CyanogenMod 12Sのリリースも予告されているので、そちらを待ったほうがいいかもしれません。

 まだ初版がリリースされたばかりなので、今後の開発に期待したいと思います。
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