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ASUS最新製品の「ZenFone 2 Laser ZE601KL」や「ZenWatch 2」などハンズオンレビュー

ASUS最新製品の「ZenFone 2 Laser ZE601KL」や「ZenWatch 2」などを発売前に実際に触ってきました。

最新Zensationセミナーでタッチアンドトライ

2015/11/11に開催されたASUS ZenFan限定イベント「最新Zensationセミナー」に参加して、発売前の最新製品を一足先に触ってきました。

ZenFone 2 Laser(ZE601KL)

ZenFone 2 Laser(ZE601KL)は既に販売されているZenFone 2 Laser(ZE500KL)の6インチ版です。
従来品から画面だけではなく、性能も向上しており、Qualcomm Snapdragon 616 8コア、3GB RAM、6インチフルHD液晶などとなっています。

画面比率が72%と大きいため、6インチにしてはすっきりした大きさです。
コーニング社製ゴリラガラス4が使われており、非常に丈夫でキズが付きにくくなっています。
背面はラウンド形状でとても持ちやすくなっています。
サイドにはボタン等が無くすっきりしています。
左から、レーザーフォーカス、1300万画素 f/2.0カメラ、デュアルカラーLEDフラッシュです。
その下の中央には音量ボタンがあり、端末を持ったままでも押しやすくなっています。
背面下部に5マグネットデュアルスピーカーを搭載
デュアルSIMにも対応しています。(4G+4GのDSSS方式)
こちらの片手操作をタップすると…
このように画面を縮小することができます。
そして、上のバーを長押ししたまま…
指をスライドさせます
するとこのように移動させることが可能。更に、大きさも変更可能です。
大きい画面が欲しいけど、操作はしやすいほうがいいという場合に重宝しますね。
OSはAndroid 5.0.2でした。
色はグレー/レッド/ゴールドの3色です。
ヘアライン加工が施されており高級感があります。
グレー
レッド
ゴールド

日本のバンドに広く対応

NTT docomo(1/3/6/19)とSoftBank(1/8/41)の主要バンドに対応しているだけでなく、近々運用が始まるLTE B28に対応しています。通話も通信も快適に使えそうですね。

価格と発売日

41800円(税別)で2015/11/13発売となっています。
ASUS公式ストアの他、Amazon.co.jpや全国の家電量販店などで販売されます。

高性能だが手頃な価格

画面が5インチから単に6インチなっただけでなく、SoC(CPU/GPU)・RAM・解像度・Wi-Fi・スピーカーなど多くの面で進化しています。
もはや同じ"ZenFone 2 Laser"とは言えない、新しい端末と捉えるべきでしょう。

実際の動作も非常にスムーズで、引っ掛かりやもたつきはありませんでした。
RAMもかなり余裕があるので、使っているうちに重くなるといったこともないと思います。
使っていて満足できる端末です。

価格も4万円台と手頃でコストパフォーマンスは高いと思います。

手頃な価格と性能を両立した本機はMVNO初心者などの安いけど使って満足できる端末が欲しいという方におすすめです。

ZenFone 2 LaserとZenFone Selfieの新色

5インチ版のZenFone 2 LaserとZenFone Selfieの新色も展示されていました。

ZenFone 2 Laser(ZE500KL)

5インチ画面のZenFone 2 Laserグレーとゴールドが追加されました。
ゴールド

ZenFone Selfie(ZD551KL)

ZenFone Selfieにはパープルとホワイトが追加されました。
パープル
ホワイト
幾何学模様がデザインされていますが、見る角度によって色が変化して非常に綺麗でした。
前面にはデュアルLEDフラッシュ付きの1300万画素カメラを搭載

価格と発売日

37800円(税別)で2015/11/27発売となっています。
ASUS公式ストアの他、Amazon.co.jpや全国の家電量販店などで販売されます。

ZenWatch 2 WI501Q/WI502Q

ZenWatch 2 WI501Q/WI502QZenWatch(WI500Q)の後継機です。
性能が向上し、バリエーションが大幅に増えました。

今回から大きさが45mm(18mmバンド)と49mm(22mmバンド)の2種類となりました。
左:45mm(ローズゴールド+オレンジ)、右:49mm(ガンメタル+ダークブルー)
左:49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)、右:45mm(ローズゴールド+オレンジ)
手に取ってみるとこんな感じです。
45mmの方が一般的な腕時計サイズと言った感じでしょうか。
45mm(シルバー+シルバー)
一方、49mmはG-SHOCKなどの大きめな時計サイズと言った感じです。
49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)
厚みはほとんど変わらないようです。
画面は2.5D曲面で、先代ZenWatchの意匠を引き継いでいます。
奥:49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)、手前:45mm(ローズゴールド+オレンジ)
裏面には充電端子があります。一番端に配置されており、装着時に肌に触れづらいようになっています。
奥:49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)、手前:45mm(ローズゴールド+オレンジ)
マグネット式になっており、ワンタッチで簡単に接続することができます。
49mm(ガンメタル+ガンメタル)
バンドはこちらのピンを引き下げることで簡単に取り外し可能です。
純正バンドの他に、市販の時計用バンドも使用することができます。
49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)
レザーバンドは全て本皮が使用されています。しっかりと作られており高級感がありますね。
レザーバンドは本皮使用
しっかりと作られており高級感がある
ちなみに、公式スペックには表示されていませんが、49mmモデルにはスピーカーが搭載されています。
現在は機能しませんが、Android Wearのアップデートにより使用できるようになるようです。(時期未定)
右側にある2つの穴がスピーカー
レザー以外にもメタルバンドモデルもあります。
45mm(シルバー+シルバー)
竜頭状の電源ボタンがいいアクセントになっています。
49mm(ガンメタル+ガンメタル)
本体色とバンドの組み合わせは6種類と非常に豊富です。
  • 画面:45mm/バンド:18mm モデル
    • シルバー+グレーベージュ(本皮)/シルバー+シルバー(メタル)/ローズゴールド+オレンジ(本皮)
  • 画面:49mm/バンド:22mm モデル
    • ガンメタル+ダークブルー(本皮)/ガンメタル(メタル)/ローズゴールド+アッシュブラウン(本皮)
この他に、バンド単体で6種類が販売されます。
  • 45mmモデル用
    • ダークブルー(本皮)/ガンメタル(メタル)/ブラウン(スポーツストラップ)
  • 49mmモデル用
    • グレーベージュ(本皮)/シルバー(メタル)/アクアブルー(スポーツストラップ)
なお、49mmモデルのバンド(22mm)は先代のZenWatchと相互に互換性があるそうです。
ZenWatch 2のバンドをZenWatchで、ZenWatchのバンドをZenWatch 2で使うことができます。
49mm(ローズゴールド+アッシュブラウン)

スペック

Qualcomm Snapdragon 400、512MB RAM、4GB ROMと基本的なスペックは先代ZenWatchと変わっていませんが、防水/防塵性能(IP55→IP67)やWi-Fi対応など着実な進化を遂げています。
バッテリー容量は大きさにより異なりますが、49mmモデル(WI501Q)では400mAhと大容量です。
※記載されていませんが49mmモデルはスピーカー搭載
ASUS ZenWatch 2 (WI501Q) | ZenWatch | ASUS 日本」より
残念ながら多くのスマートウォッチに搭載されている心拍センサーは"あえて"非搭載にしたようです。
というのも、先代のZenWatchでは搭載していたのですが、かなりきつくバンドを締めないと結果が変わる、使用者の状態(毛深さ、刺青の有無など)によって正しく計測ができないといった問題があったそうです。
そして、ZenWatch 2では普段使えるおしゃれなデザインを重視したため、バンドをきつく締めるという状況があまりないということから搭載しなかったとのこと。
心拍センサー自体の使用頻度も低いと思うので、電池持ちやデザインを考えると合理的な判断ですね。

価格と発売日

29800円(税別)からで2015/11/13発売(一部モデル除く)となっています。純正交換用バンドも同時期から販売されます。
ASUS公式ストアの他、Amazon.co.jpや全国の家電量販店などで販売されます。

初めてのスマートウォッチとして最適

先代のオシャレなデザイン性を引き継ぎつつ、機能・性能は競合の最新スマートウォッチにしっかりと合わせられています。
特に、Android Wearは将来のアップデートでスピーカーに対応するだろうと言われているため、それを搭載しているのはかなり大きなアドバンテージですね。
最新スマートウォッチの機能をほぼすべて楽しめるのではないでしょうか。

また、バリエーションもサイズ2種、色3種、多数のバンドと大幅に増加しています。
特に、小さな45mmモデルは女性でも違和感なく着けられる大きさで、オシャレなバンドも用意されています。
性別、年齢、シチュエーションなどに合わせた幅広い選択ができるようになったのではないでしょうか。

最新の性能、幅広い選択肢を備えながら価格は3万円台と非常に手頃です。
競合製品の多くが4万円台であるのでかなり抑えられていますね。

最近のアップデートによりAndroidだけでなくiPhoneなどのiOSでも使用可能になりましたし、スマートウォッチを試してみたいという方の最初の1台として最適な端末だと思います。

→デザインや外観について「【レビュー】発売したばかりのASUS最新スマートウォッチ「ZenWatch 2」の開封レビュー」に書きましたので、是非ご覧ください。

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