ASUS ZenPad 8.0 (Z380KL)向けにAndroid 7.1ベースなAICP12.1の非公式版の配信を開始しました。
ASUS ZenPad 8.0 (Z380KL/P024)のAICP12.1
「ASUS ZenPad 8.0」は、台湾のASUSTek Computerが製作した8インチタブレットです。OSはAndroid 5.0.2、SoC(CPU)は64bit 4コア、RAMは2GBで、ロー~ミドルレンジに属する端末です。
詳しいスペックや特徴などはこちらの記事をご覧ください。
そんなZenPad 8.0 (Z380KL/P024)ですが、本日よりAICP12.1(Android 7.1)の非公式版の配信を開始しました。
既に公式配信されているCM14(CyanogenMod 14)のソースコードを用いて自ビルドしたものです。
ビルド及び配信は沙綺(@riku_sakura)氏 が行っています。
既に公式配信されているCM14(CyanogenMod 14)のソースコードを用いて自ビルドしたものです。
AICP12.1を導入したZenPad 8.0 Z380KL(P024) |
沙綺(@riku_sakura)氏がビルド及び配信中 |
約1週間ごとの定期更新を行う予定です。OTAには対応していないため、更新時は都度ダウンロードし、手動でインストールして下さい。
※上書き更新する場合は、ROMとgappsをダウンロードし、両方をカスタムリカバリからインストールして下さい。インストール後は、cacheとdalvik cacheのwipeを行って下さい。
ダウンロード
こちらの「ROM配布先」から最新のROMがダウンロードできます。
gappsはAndroid 7.1対応のものであれば何でも良いと思いますが、私はこちらを使用しました。
- The Open GApps Project
※Platform: ARM / Android: 7.1を選択
※Variantは「nano」がオススメ
端末への導入方法
ASUS ZenPad 8.0 (Z380KL/P024)へのカスタムROMの導入やroot化については以下の記事を参照して下さい。
基本的に、Nexus端末と同じような一般的なROM焼き手順で導入可能です。
実際に導入してみた
動作は全く問題なく、非常に安定しています。画像では機内モードになっていますが、Wi-Fi、モバイルネットワーク共に通信可能でした。
十分に常用可能なレベルだと思います。
既知の不具合
ただし、ナビゲーションバーのボタン表示に関して不具合があります。
通常(3個表示)では正常なのですが、5個など複数個表示させると全体的に右に寄ってしまいます。(縦画面時のみ)
この不具合はResurrection Remix(Android 6.0)から発生していたものですが、未だ修正できていません。
このままでもタップなどの操作には影響ありませんが、見た目を気にする方はご注意下さい。