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【レビュー】両端折りたたみ式でコンパクトな「EC Technology Bluetooth キーボード」

両端折りたたみ式でコンパクトな「EC Technology Bluetooth キーボード」を実際に使ってみたレビューです。

EC Technology Bluetooth キーボード

EC Technologyというメーカーはあまりよく知らなかったのですが、Amazon.co.jpのランキングでも上位に来ており製品の評価も高く、最近人気なアクセサリーメーカーなようです。

今回はEC Technologyさんから両端折りたたみ式の「EC Technology Bluetooth キーボード」を提供して頂きましたので、レビューしていきたいと思います。

手のひらサイズでコンパクト

パッケージに印刷されている通り、両端が折りたたまれてコンパクトになるのが特徴のキーボードです。
「US」というシールが貼られている通り英字配列となっていますが、もちろん日本語入力も問題なく可能です。
中身はキーボード本体、充電用microUSBケーブル、説明書のみとシンプルです。
こちらがキーボード本体です。ほとんどの部分がアルミで出来ており非常に丈夫
表面はサラサラとした感触で手触りが良く、指紋などが残りにくくなっています。
左右が内側に折りたたまれています。
マグネットで張り付いているようで、勝手に開いてしまうということはなさそうです。
キーボードの上面です。バッテリー部分は少し出っ張っています。といっても、左右のヒンジ部分と同じ高さになっています。
右側には充電用のmicroUSBポートがあります。
側面にはヒンジがあります。反対側も同様です。
ヒンジの外装は本体と同色のプラスチックで、機構部分は金属でした。強度はありそうです。
折りたたんだ状態では手のひらサイズ程度で非常にコンパクト。カバンやコートのポケットなどにすっぽりと収まります。
5インチのスマートフォン(LG G2 L-01F)より少し大きい程度。画像はありませんが、Nexus 6Pとほぼ同じスケール感でした。
開いた大きさはこんな感じです。
重さは実測で184 g。ファブレットサイズのスマートフォン程度でしょうか。
ヒンジ部分の動きです。開いた状態でカチッと固定されます。
閉じた状態
駆動部分が溝に沿って外側に広がる
完全に開いた状態
キーは1つ1つ独立しており、この手のキーボードでよくある分割形状ではありません。
「全角/半角」キーがありませんが、「Alt」+「~」(一番左上のキー)を押すことで切り替え可能です。
また、青色で表示されているキーは「Fn」キーと同時に押すことで機能します。(例:Fn+F1など)
英字配列のキーボード
「6」「7」キーの上辺りに2箇所LEDがあり、ペアリング状態や充電状態がひと目でわかるようになっています。
状態確認用のLEDが2つ
充電用のmicroUSBポートが上部に設置されているため、使用しながらでも充電することができます。
ただ、机面にあまり隙間がないため、microUSB部分が大きなケーブルではキーボードが浮いてしまうかもしれません。(付属のmicroUSBケーブルでは問題なし)
充電しながらでも使用可能、右LEDが赤点灯
電源はキーボードを開くと自動的にON、折りたたむと自動的にOFFされます。点けっぱなしで電池がが無くなっていたということがありません。
開くと自動で電源ON、右LEDが一定時間緑点灯
ペアリングは「Fn」+「Ctrl」をLEDが青色点滅するまで長押しします。
ペアリング時は左LEDが青点滅
この状態でペアリングしたい端末のBluetoothをONにし、「Bluetooth Keyboard」を選択するだけと非常に簡単です。
Bluetoothが搭載されているAndroid / Windows / iOSなどに幅広く対応しています。
Windows 10でペアリング
8インチタブレット(ASUS ZenPad 8.0)と比較するとこんな感じです。
スタンド(画像ではオーディオカバー)で端末を立てて使用すると文字入力が捗ります。
ASUS ZenPad 8.0でも使える

切り替え式で豊富なショートカットキー

Android / Windows / iOSのショートカットプリセットが用意されています。(「Fn」+「Q/W/E」で簡単に切り替え可能)
「Fn」+「Q/W/E」で切り替え、それぞれのショートカットが利用可能
このショートカットですが、ペアリングしている端末に合わせて切り替えるというよりも、目的に合わせて切り替えた方がいいかもしれません。
というのも、どうやら下記のように数字キーに青色で2つずつ表示されているショートカットを切り替えているようです。
  • 上段(Android設定):
    ホーム/検索/全選択/貼り付け/コピー/切り取り/曲戻し/再生・一時停止/曲送り/音量-/音量+
  • 下段(Windows設定):
    Esc/F1~F12
数字キーには青色で表示されたショートカットが上下段に
実際に「Fn」+「1」を入力してみると、ペアリングしているOSに関係なく、Windows設定では「F1」(下段)として、Android設定では「検索」(上段)として機能しました。(iOSは未検証)

なので、ファンクションキーを頻繁に使う場合はWindows設定に、コピーや貼り付けなどショートカットを頻繁に使う場合はAndroid設定にするといいでしょう。

打鍵感の良いキー

ちょうど指1本分程度の大きさで、基本的には全てのキーサイズが一緒になっています。

ピッチも程よく、適度な反発力を持っており、間違って触れてしまってタイプミスしてしまうことはなさそうでした。ストロークも丁度良い深さで、入力したことがはっきりと分かります。

若干音が鳴るものの打鍵感の良い入力しやすいキーボードだと感じました。
適度なピッチと反発力
また、スペースキー部分のエッジがへこんでおり、親指で入力しやすくなっています。
細かい部分ですが、頻繁に使うキーなのでこういった配慮は嬉しいですね。
「Space」キー部分のエッジがへこんでおり入力しやすい
少し気になったのが「BackSpace」「Enter」「Del」キーです。

「BackSpace」は数字キーと同じ列の一番右側に、「Enter」は横に長く配置されているため、慣れるまではちょっと戸惑うかもしれません。
また、「Del」は「Fn」+「BackSpace」を押すことで機能します。これはどこにも書かれていなかったので、せめてキーに印字しておいて欲しかったです。
「BackSpace」と「Enter」が入力しにくい

コンパクトさと快適な入力性を両立、持ち運びにピッタリ

両端折りたたみ構造で手のひらサイズとコンパクト、重さもファブレット程度と軽く作られており、常にカバンに入れておいても邪魔になりません。アルミ製で雑に扱っても壊れないのも良いですね。
充電がmicroUSBなのでモバイルバッテリーなどを使いまわせるのも便利です。

一方、キー自体は普通のキーボードと比べると一部が削減されているものの、Fnキーとの組み合わせでほぼ全て入力可能。OS設定を切り替えることで、切り取り/貼り付けなどの便利なショートカットも使えます。
打鍵感の良さも相まって、快適な入力性が実現されています。

コンパクトさと快適な入力性を両立した持ち運びにピッタリなキーボードだと感じました。
出先でも快適な文字入力がしたい方にはおすすめです。

「EC Technology Bluetooth キーボード」(製品サイト)はAmazon.co.jpにて3,899円(2016/1/12時点)で販売中です。購入は以下のリンクから。
なお、端末スタンドにもなるキーボードカバーも合わせて販売されています。

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